2010年9月27日月曜日

焼成データを表にしています

研究生のみなさま今晩は。25日〜26日の焼成データを、現場で書いた記録と私の記憶を併せて、表にまとめました。

とりあえずみなさんの記憶の新しいうちに確認してみてください。今のところ、全部で13種類。(26日の記事の最後に、今回出来た灰を並べて撮影した写真をアップしました。ワラは多いですね)
#001〜#009までが25、26日分です。#010〜#013までは練習を兼ねて焼いたものです。コーヒーは湿っていて焼けなかったのでまだ乾燥中です。

  • 大分類はもう少し正確に科目などまで調べたほうがよさそう
  • 灰が出来ただけなので、水によるあく抜きやフルイ、ポットミル作業、乾燥・・などの行程が入るとまた違ったものになるでしょう

感想や、自分のレポートと比べてみて、「ここは違う」「こんな事が気づいた」のような意見をいただきたいと思います。コメント欄もしくは、メールでご連絡ください。

▼「灰作りデータ(22年度灰釉研究まとめ)」以下のページで一覧をご確認ください

https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0AlT9zZVoI1FrdEU1VkFSenRJVmdlbzU3ZWpOXzZxb0E#gid=0

P.S. 体力勝負の作業もあって、時間が限られているので大変ですが、それぞれの違いがとても面白いものだと感じています。地道な作業に「うんざり」することもあるかもしれませんが、最終段階を目指してがんばりましょう!

テストピース作りやりましょう!

研究員のみなさん。次の予定の10月1日は予定通り9時よりねおかんぱーにゅ南部でテストピース作りをやります。
粘土を整形する作業をやります。
  • 日時:10/1(金) 9:00集合(集まれる方)…午前中では終わらないかもしれません
  • 場所:ねおかんぱーにゅ南部 を借ります
  • 準備:特に無いと思いますが、不明な点も含めてなにかありましたら、メールをください

また、灰作りですが、胡桃の殻、米、籾などに加えて、中嶋さんがネム、ひまわり、栗のイガを準備しています。
乾燥させてから、もう一度焼く日を予定したいと思いますので、次回は1ヶ月先くらいまでのご予定もお聞かせください。

2010年9月26日日曜日

9月25日灰作りお疲れ様でした

アルネ灰づくり

長時間に渡りお疲れ様でした。

最終的に全て燃え切れず、今朝、灰の様子を確認に行きましたが夜露でびしょ濡れ。くん炭器のお陰でかろうじて助かったものはまだ炭が燃えていました。

昨日時間切れで燃やせなかったものを、継続してやりたかったですが、本日は予定があって出来ません。残念ですが、日が落ちる前に灰の回収と現場の片付けを行ってきます。

レポートは時間がの係る作業ですので、しばらくお待ちください。必要なまとめは各自が行っておいてください。

次回はテストピースを作ります。追ってご連絡いたします。日程は予定通りです。

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▼(9/27更新)今回の灰の成果はこれだけです×・・・こんなにできました!!◎
DSC02434

2010年9月25日土曜日

灰作りやります!

すみません。連絡遅くなりました。寝坊したわけではないです。
予定通り灰作りやりま〜す!
新井南部は、たった今、お日さまがさしてまいりました!

2010年9月23日木曜日

ポットミル器制作は順調の様子。化学の本も購入

ポットミル器制作担当の竹田さんからニュース。試作品できたとのこと。早速チェック。

DSC02375

ご〜ろ、ご〜ろ。・・・う〜んどうやらスピードが遅いみたい。でも随分立派だなぁ・・。改良機が期待できます!
ちなみに、タイヤは見本で、ここに例のお化け乳鉢が2台のっかる訳です。

ところで追加情報です。以下の物品を購入しました。

  • 決定版「感動する化学」
  • 化学の基本、ここが面白い!「忘れてしまった高校の化学を復習する本

    ↑訳のわからない「灰」を知るにはこれしかない!ということで、元素、原子、シリカ(Si…ガラス)などが勉強できます。(研究生で)読みたい方はお申し出ください。 

  • 籾殻くん炭器2台追加。合計3台。…壮観な光景が目に浮かびます!

明後日25日の予定

昨日から降り続く雨、こちらの天気予報では上越地方の週末の降雨確率30%とありますが、日中雨が落ちてこなそうならアルネ小濁での灰焼成は決行の予定です。
最終連絡は当日朝7時ころに、このブログでお知らせします。(配信をフィードリーダーやメールで受信しているかたはそちらでご確認ください)

さて、新たな素材をゲットしました!
『米』です。
藁(わら)や、籾(もみ)も焼くんだから・・
選別漏れのくず米(玄米)の古米で廃棄処分のものを30kgほどいただきました。捨ててしまうというので。これをなんとか活かしてみましょう!

焼にくそ〜ですが・・。よろしくお願いしますね。

2010年9月21日火曜日

赤松焼成2日目、トマトも焼く

一昨日焼いた松のレポートの続きです。

  • 時間切れのため炭が残っている状態でバケツに入れ、(安全に)放置して、翌日(昨日)確認したところ、期待はずれで殆ど燃えていなかった。金ザルを使って細かい灰と細かい炭に分け、炭の方に点火。みるみる燃えていった。
  • みるみる燃えていったと言っても、みるみる灰になった訳ではなく、結局一日かけ、灰をふるい落としながら最終的に燃え尽きた。
  • ふるい落とした灰に混ざっていた火のついた炭が、ふるい分けたほうのバケツの中で微量の炭に燃え移りいつの間にかバケツ全体が高温になっていた。そして、そのバケツの中身は、最終的にフワフワの均一な灰になりスッキリした。
  • 灰の量はかなり少なくなり、カップに5敗程度。不純物は殆ど無いように思える。

▼とまと灰焼成

  • 松の灰作りに、一日面倒をみるはめになりそうだったので、午後から急遽トマトを燃やすことにした。(勝手に行って申し訳ありません)
  • 太い茎は乾いていなかったが、強引に燃やした。根っこは土が付いている気がしたので、ハサミで切ってそれ以外を燃やした。
  • 比較的早く燃え尽きたが、残った炭のようなものはこれ以上もえそうにない。かさかさした状態の燃えかすが残ったという感じだ。
  • 灰の色は白い。量はそこそこあるがカスが多い。 匂いは強烈な石鹸臭。松や、トウモロコシと比べても見た目から全く違う。
  • 25日のアルネ小濁での焼成日を前に、道具の用意や流れをつかんでおこうとしたのだが、燃え方がどれも同じ物がなく、パターン化できずじまい。

DSC02338トマト全量。根っこは切る

DSC02339完全に乾いていない部分もある

DSC023401時間位で燃え尽き、炭を残した状態でバケツに移す

DSC02341最終的に左下。燃えかすがある。火をつけてもそれ以上燃えそうに無いため、終了

▼研究生のみなさまへご連絡

  • 25日は9時頃には始める予定です。場所はアルネ小濁のキルンパーク、ご都合つく方はお昼を持って来てください。
  • 焼くものは「作業状況」と「役割分担」表 をご確認ください。
  • お貸しした参考書をお持ちください。

 

2010年9月19日日曜日

初めて焼いてみて・・初回レポート

野焼きは経験あるし、灰作りも春に一度やってみていますが、道具を揃えてきちんとやるのは初めて。
道具で気のついたところを「灰を作るまでの道具」 ページにまとめてみたのでご覧ください。

ここからは、今回のレポート。行きがかり上「トウモロコシ」も焼いた。それと「松の木」

とうもろこし

  • 原料:(調達時の様子→釉薬用とうもろこし)軽トラ1杯分
  • 灰の色:黒っぽい
  • 灰の量:比較的かさがある(バケツ1/3程度)

DSC02320よく乾いているので、あっという間に燃え尽きた

DSC02323この後、トタンを敷いてコンクリートブロックで囲った場所に移動し燃やし続けた

赤松

  • 原料:(調達時の様子→猿橋関川草刈り隊」…この下のほうの記事)関川堤防に自然の実生から約8年根元直径20cm前後のもの3本分。枝、葉全て焼成
  • 灰の色:少しオレンジっぽい灰色
  • 灰の量:かなり少なくなった。(バケツ約1/3)

DSC02328根元の直径。この程度の松が3本分。かさにするとかなりの量

DSC02326干すこと2ヶ月弱

DSC02325 枝、葉は勢い良く燃える。幹も熱量が多いと実感できる。

DSC02332突然のお知らせに関わらずご参加ご苦労様でした。

午後から"松"焼きます

突然ですみません。
  • アイテムが増えてきたこと
  • 重量のある木物をキルンパークに運ぶのが困難であること
などから、若干お手つき気味ですがねおかんで焼成したいと思います。
お天気も良好ですし・・・。夜までかかると思いますのでメンバーのかたはよろしければお立ち寄りください。

▼ご心配なく
25日に焼くものはい〜っぱいありま〜す。

2010年9月18日土曜日

原料ゲット!

板倉の漆芸家、飯塚さん(アルネ制作委員)に、燃やせる植物を相談したところ、以下の材料が手に入りました。

  1. 大豆のから(えんれい、もち豆、黒豆混合)…8袋 自家農園のもの
  2. おが屑(各種混合)…4袋 お仕事で出たクズ
  3. 胡桃の木…軽トラ一杯 山で切り倒して細断してありますが生木です。

本日(朝6時だったのでご連絡しませんでしたが)、小濁のキルンパークに一緒に運びました。
さすがに漆は、量が無いようです。

また、ねおかんでもコツコツとコーヒー豆の殻、捨てずに収集しています。それと本日、茨城出身の知人から「栗」を沢山いただいたので、これも皮を向いてとっておきます。「栗の皮」もリストアップしておきました。→こちら(作業状況と役割分担)

いまのところ17種類。25日焼成予定は7種類。
思いついた原料があればコメントください。

DSC02316← 大豆のから →DSC02315

DSC02314おが屑

このへんはよく燃えそう!だけど灰はどれだけとれるかな・・。

2010年9月14日火曜日

釉薬研究会 第一回会合まとめ

9月13日(月)19:30〜21:30 釉薬研究会実施 出席(順不同)/山崎、竹田、井上、村越(玲)、村越(泰)、村越(洋)

進行

  1. 自己紹介、趣旨説明と確認
  2. 基礎講座|(資料:土のテストピース、焼き物見本、所蔵図書等)
    1. やきものと釉薬(土の性質、焼成温度、釉薬の成分)
    2. 釉薬作り、テストの概要(作業の流れ)
  3. 意見交換
    1. 原料の収集方法
    2. 焼成方法
    3. スケジュール
    4. 研究の目的地 ほか
  4. 日程調整

ご意見、ご発言など

  • 器として使う焼き物を学んでみたい
  • なにもわからないので楽しみだ
  • 最後は自分オリジナルの釉薬を作ってみたい
  • 達成できないと感じた部分は来年も継続してやりたい
  • 作業は全員の都合に合わせず、決めた日取りで積極参加とする

おおまかな役割分担

  • 村越洋 ゼミ代表:全体の進行まとめ
  • 井上 研究生:研究作業一般
  • 村越玲 研究生:研究作業一般
  • 竹田 研究生、技術協力:研究作業一般、什器改善
  • 中嶋 研究生、原料提供:原料提供、研究作業一般
  • 山崎 研究生、原料提供:原料提供、研究作業一般
  • 村越泰 事務局:事務局業務、研究作業補助

役割分担の詳細はこちらをご覧ください(灰の「作業状況」と「役割分担」表

 

たいへんお疲れ様でした。テストピース制作作業や、灰の焼成ワークについては必要に応じて公開いたします

最新のスケジュールや、資料等のアーカイブ、このブログ新着情報も含め、こちらのページがホームとなります。(ブックマークしてご利用ください)→「灰釉研究/22年度やきものゼミ

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2010年9月7日火曜日

研究生へ。実施に伴なうお願い(追加)

お願いなど

  • ◎草木を焼いたり、灰を洗ったりする作業は一部重労働や危険が伴います。データをまとる作業はPCを使います。参加者で協力してあたってください。
  • ◎天候により日程の移動があります。ご都合に合わせて参加してください。初回のオリエンテーションは必ず参加してください。
  • ◎昼食、移動等の費用は自己負担でお願いします。入会金は初回のオリエンテーションの時に全納お願いします。研究の進行上必要となった経費等は本人にご相談のうえ決定いたします。
  • ◎ご連絡や調整には原則としてEメールを使用します。ご了承ください。
  • ◎主催者の都合や参加者の総意等により、実施内容が変わる場合があります。ご了承ください。

「自然から個性を学ぶ〜灰釉研究」研究生募集

 

「自然から個性を学ぶ〜灰釉研究」研究生募集

 

アルネ小濁やきものゼミ22年度研究生募集


やきものの特徴である「釉(うわぐすり)」の最も重要な”灰”について研究し、素材の特徴を比べながら「自然の持つ個性」について考えてみます。陶芸の未経験者歓迎。
  • ねらい:身近な素材から釉薬を作る多くの過程の中で、自然から得られる個性を感じとります
  • 期間:平成22年9月~12月
  • 活動場所:小濁または楡島を拠点に活動

詳しくは、「自然から個性を学ぶ〜灰釉研究」研究生募集 をごらんください