竹田さん製造のポットミル。立派に完成!でもちょっと回転が遅いかな?
いやしかしこの威力は並大抵ではありません。あのざらざらのモミ灰がまるで片栗粉です。
5時間擂り、10時間擂りを比較しましたが、明らかに後者はキメが細かくなめらか。稲のモミがまさかこんなになるとは!
灰になった植物は全部で20種類強。23日の研究会にて「燃えカス標本」も着々と出来上がっています。
竹田さん製造のポットミル。立派に完成!でもちょっと回転が遅いかな?
いやしかしこの威力は並大抵ではありません。あのざらざらのモミ灰がまるで片栗粉です。
5時間擂り、10時間擂りを比較しましたが、明らかに後者はキメが細かくなめらか。稲のモミがまさかこんなになるとは!
灰になった植物は全部で20種類強。23日の研究会にて「燃えカス標本」も着々と出来上がっています。
21日、22日と灰のアク抜き作業の残り作業を、村越と平ちゃんで行いました。 小濁は水の便に難有り!?金曜に一旦かれた水もなんとか復旧したようです。全てのアク抜きが終わるにはまだ時間がかかると思いますが、取り急ぎ始末が終わった灰を順に擂っていきましょう。
明日は、竹田さんが自作してくれたポットミル機を動かしてみます。また少量の灰は乳鉢で作業行います。 なんで擂るの?擂ってからどうするの?など学習しましょう。
23日の内容です
宿題で持って行かれた原料を確認します
※灰汁が抜けたか不明でも持ってこれそうでしたら、水を減らしてお持ちください。
昨日(11/18)より、アク抜き作業が始まりました。本日より”平ちゃん”が加わりました。
アク(灰汁)とは、灰の中にあるアルカリ成分で、これの多少で釉薬としてやきものにした時に”ブクが出る(表面が泡状になる)”ため使用できません。アク抜きとは、水簸(すいひ)を繰り返して余計な灰汁を取っていく作業になります。
但し、灰汁を完全に抜ききることが良い釉薬の条件なのか、また灰汁の多い少ないによって作品がどのように変わるか。また、灰汁など神経質に抜かなくたって大丈夫。という人もあり、文献でも意見は様々です。もちろん、やり方も様々です。
いよいよ、灰釉研究も本題に入ってきました。今回一度では結論は出ないと思いますが、本日やり残した作業を宿題として持ち帰った研究員のみなさん。灰はどのような表情を見せていますか?
並べてみると、21種類作ったことがわかります。ざっと見た感じでも、色も質感もばらばらです。手触り、匂いも違います。もちろん灰汁の状態も触ってみて違いがあります。
ちなみに、この灰汁は洗剤として使えるとのことです。また染物の媒染液に、山菜のアク抜きにと、ちゃんと無駄なく生活用途があるところが興味深いです。
蕎麦の殻をバーナーであぶる。薫炭器を併用
玄米(エレゴの廃棄品)をガスバーナーであぶる→焼けるが灰にはならず、断念。
ネムの木
マユミの木
くるみの殻
●以上、一日かけて灰にならなかった、蕎麦の殻、マユミ、くるみの殻、ネムの木は一晩放置する。
以下、7日
蕎麦は、すっかり白い灰に。
今回の成果「ネム、マユミ、スオウ」
「鬼胡桃の殻」「蕎麦の殻」「コーヒー」「コーヒー無農薬」
コーヒーは焼成に苦労したが、自然に燃やすよりバーナーで焼くようにして解決した。
米も同じ方法で試みたがどうしても燃えなかった。細かい粉の類、炭水化物は灰になりにくいのだろうか?
同様の理由で麦の粉は焼成しなかった。また、木そのものの「ピラカンサ」は時間の関係で取りやめた。
ナスの枝も大量にあったが、乾燥が不十分なのと、なかなか火がつかず断念。そのまま放置する。ピラカンサとナスについては、来年機会があったら行ないたい。
以上で、今年度の釉薬研究の灰焼き作業は終了とする。
#10月21日(木)のテストピースづくり第2弾「赤土のピース」は、順調に乾いています。
本日(11月5日 金)は、晴れたのでアルネ小濁にて、灰燃やしの続きを行った。
ネムはヤニのような樹液が出ていた。細かい枝が少ないので燃え尽きるまで時間がかかる
大木のネムは燃えきらず、放置。ナスは焼き始めるも、生で燃えず少量採取して断念。来春に回す。
残った、米、そばがら、くるみの殻・・は、次回に回す。本日燃やした材料の詳細データは「灰作りデータ」へ記録済み