2010年9月から始まった灰釉研究会。灰となる材料探しから、焼成、テストピースの手作り、ポットミル機の手作り、灰のアク抜き、灰摺り、テストピース焼成(酸化と還元)を経て、テストピースの資料、データとしての資料、灰の資料などが成果物として残りました。
最終の反省会では、お仕事で出席できなかった、山崎さん、竹田さん、中嶋さん、田中さんになりかわって作業を振り返りまとめとしました。
「火を見る生き方を感じることができて、今回参加できてよかった」(由美子さん)「昔を振り返って、火のぬくもりを感じ、また火に近づきたい」(玲子さん)などの発表がありました。 灰の存在の価値に気づかされた半年でした。
これらの成果は今後の活動に活かし、新たにやきものを目指すかたへの参考とさせていただくと共に、「個性」について学ぶ資料として活かしていこうと考えています。
なお、これらの資料は、ネットでいつでもご覧いただけます。「灰釉研究/22年度やきものゼミ」
昨年度研究成果「妙高の土研究データ 焼成データ(収縮率、耐火性等)|「原土とテストピース」写真資料」と共に、なにかの機会に、一般のかた向けに展示、公開の場を設けたいと思います。興味をお持ちのかたはご連絡ください。
また、これらをご自身でやってみたい。という方のアドバイスやワークショップ実施も是非ご相談ください。(アルネ小濁 info@artnais.net)
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